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ここまでの冒険を記録しますか?

長岡技大ソフトウェア開発サークルの開発ブログ

C++で覚えるプログラミングのイロハ【イ】

書き手:肥田野

これからプログラミングを始める方に向けて、あらゆるプログラミング言語に(ほぼ)共通して使える基本事項を解説していきたいと思います。

今回はC++という、C言語を拡張した言語を用いて解説します。プログラミングに使用するソフトウェア(開発環境)はVisualC++です。VisualC++のインストール方法は省略させていただきますので、各自で検索するなどしていただければと思います。プロジェクトの作成方法から一緒に見ていきましょう。

VisualC++(もしくはVisualStudio)を起動して、「新しいプロジェクト」を選択します。

C++プロジェクトの「Win32コンソールアプリケーション」を選択し、適当な名前をつけて「OK」します。場所は特別な理由がなければデフォルトの位置で問題ないでしょう。

f:id:NUT_SoftwareDevelopper:20160703010635j:plain

適当な名前

プロジェクト名やこの後作るファイル名は一部使用不可能な記号を除き本当に適当に書いても問題なく動くのですが、これからプログラミングを始めるみなさんには、是非アルファベットで名前を付けることに慣れてもらいたいと思います。

何故かというと、日本語はアルファベットと異なり、機械が読み取る時には「文字コード」が重要となり、これが原因で文字化けが発生することが頻発します。

今後様々な場面でファイル名などを付けるときに、アルファベットで記述するくせをつけておくと、余計なトラブルを回避することができるのでお勧めです。

Win32アプリケーションウィザードが開くと思います。このまま完了させるといくつかの余計なファイルが自動作成されてしまうので、「次へ」を選択して設定を変更します。

f:id:NUT_SoftwareDevelopper:20160703011045j:plain

「空のプロジェクト」にチェックを入れて、「完了」をクリックします。これだけです。

f:id:NUT_SoftwareDevelopper:20160703011218j:plain

本当に空っぽの状態でスタートするので、まずはプログラムを書き込むcppファイルを作成します。

画面右の「ソリューションエクスプローラー」から「ソースコード」を右クリックし、「追加」、「新しい項目」の順にクリックします。

f:id:NUT_SoftwareDevelopper:20160703011507j:plain

C++ファイル(.cpp)」が選択されていると思います。もし選択されていなければ画像を参考に探して選択してください。

こちらも適当に名前をつけて「追加」を選択します。

f:id:NUT_SoftwareDevelopper:20160703011746j:plain

無事にcppファイルが作成できたら、以下のコードを書き込みます。今回は動作確認だけしたいので、このままコピペしちゃいましょう。

#include<stdio.h>

int main() {
    printf("Hello World!");
    return 0;
}

書き込んだらプログラムを実行させます。Ctrlキーを押しながらF5キーで実行させてください。

普通の実行ボタンは使わないの?

通常プログラムを実行する場合は緑の三角マークの実行ボタンをクリックしますが、今回のプログラムは「Hello World!」を表示させたらすぐに「return 0」でプログラムが終了してしまうので、プログラムが終わったらキー入力を受け付けてから終了させるように、Ctrlキーを押しながらF5キーで実行しています。 今後本格的なアプリケーションをプログラムするときには必要なくなる作業なので、今は我慢しましょう。

上手く実行できない場合、以下の点を確認してみてください。

  • 誤字がないか(pritnf、retrunなど)
  • 「int」と「main」の間に半角スペースを入れているか
  • 「return」と「0」の間にも半角スペースを入れているか
  • printfとreturnの行末に「;」を入れているか。「:」と間違えていないか
  • mainを囲む「{}」が「[]」になっていないか
  • 全角スペースが入っていないか

こんなところでしょうか。

今の段階で最低限理解しておいていただきたいのは、

  • プログラムを記述するファイルのことを「ソースコード」と呼ぶ
  • プログラムは必ず「main(){}」のから処理を始める
  • 処理は上から順番に行われる
  • return 0;でプログラムが終了する

以上4点の原則です。もうちょっと詳しい話は次回から解説していきます。